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2012年4月 2日

おばさんバカご容赦

またまたやられました。1週間後に小学校に入るうちの姪っこ「ほーちゃん」です。

数字の練習帳なんかひろげているほーちゃんに、わが母がまたがみがみ言っている。

「8は〇を2個重ねるんじゃないのよ。」
「9はぜんまいじゃないんだから、〇と棒にわけて書くのよ」

ばあちゃんエンジン全開。
ほーちゃん困り顔。

(こういう運動発達を吟味しない認知的情報の供給過多はねえ。)

で、私は同じ壁の方を向いたまま、向きを変えずに数字を床の上に歩いて描いてみせました。

「今の、なんだったと思う?」
「うーん、2」
「そう、じゃ、これは?」

…こんなふうにして1から9を私が動き、ほーちゃんが当てる、をひととおりやってみました。

そして、お待ちかねの交代タイム。
「今度は私がやってみるから、ゆきちゃんがあてて!」(注:オバサンと呼んだらバケツもちで廊下に立たせる。)
ほーちゃんは、もう、やりたいやりたい!の気持ちが満タンです。

こうして床の上をノート代わりにして、ダイナミックに空間をとらえて、数字のフォルムを身体で味わいました。

その後がまたすごくて、びっくり2つ。

びっくりその1

縦長のまるとまんまるを描いて
「どっちがいいゼロだと思う?8のまるはおんなじ大きさだとかっこわるいんでしょ。」
おそれいりやした。

びっくりその2

今度はいつもお楽しみのお絵かきです。どうも私が家系の中でへんなイラストがちょっとうまいらしい、とほーちゃんに見込まれたらしいもので…

「左半分がわたし、ゆきちゃんは右半分ね。私が描くとおりに描いてね。」
7歳までは模倣の時期ともいいますが、模倣させまくる子もおります。
イチゴ、バナナの房、むきバナナ、タケノコ、ブドウ…と次々に彼女が描いては私がまねする、を繰り返します。

実は途中で私がひとつへまをやりまして…彼女が筍と竹を隣り合わあせて描いて地中でつながっていることを示そうとしたのですが、私は何も考えずにバラバラに描いたため、タケノコがロケット発射したようになってしまいました。ほーちゃん一言。

「飛び出して、人の顔にあたったみたいにしたら。」(けっこうシュールじゃん。ハイ、わかりました)

まあ、そんなふうにひととおり描きましたら…

「最初に描いたのはなんだったけ…イチゴ、で、そのつぎがバナナ…」

Dvc00099


彼女は描いた順番をすべて覚えていて、そこに番号を振りだしたのです。
絵と数字を統合して、学びのふり返りを全部ひとりで仕組むとは!

大人が1対1で、こういう力を見つけ、自由に流れる仕掛けをつくることは、哲学とセオリーと実践を積めばそれほど難しいことではありません。私には楽しいことです。

ただ、それが20人以上のクラスの中で同じように見出せるかというと、ちょっと緊張を覚えます。
だからこそ、子どもたち同士の力が活きるようにファシリの立場に立つしかないと思うのです。

ほーちゃんの力が優れた先生(ファシリテーター)に見出されますように。
お友達との関係の内に活きますように。

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